Pro自動高値安値とは
”高値安値に特化”した「限定公開インジケーター:自動高値安値」(非売品)の進化版です。
機能はシンプルですが、新機能の真骨頂は、機能の操作法でなく理論の活用法にあります。
今まで不可能だった机上の理論がこれからは常用できる得意技になる事があります。ページの最後に活用例も載せていますのでそちらも参考になれば幸いです。どう使うかが重要です。
旧・自動高値安値の基本的な使い方は動画をご確認ください。
新機能は、次項目以降で解説しています。
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Pro版の違い
※項目名・表記は更新により異なります
大きな違い
- 自動ライン・カスタム追加
カスタマイズ可能な自動ラインの追加 - 右側ボタン追加
他Proシリーズ同様に非表示機能の実装*一部他Pro機能と異なります - その他
仕様面で細かな違いがあります
以下、Pro版の違いと機能を詳しく説明していきます。
※旧版の項目は上動画でご確認ください
・自動ライン・カスタム
自動ライン・カスタムは、オリジナルの高値安値ラインを作る機能です。
1分足など全ての時間足の他、例えば「3日前の安値ラインだけを表示」のような事ができます。
自動ライン・カスタムは4つの項目で構成されます。
「なし」以外で、高値/安値をトレンドラインを使って描写します。
- 高値のみ - 高値ラインのみを表示
- 安値のみ - 安値ラインのみを表示
- 高値安値 - 高値ラインと安値ラインの両方を表示
[仕様]自動ライン・カスタムは、設定変更した際、既存ラインを削除しません。ラインが残った場合ダブルクリックで削除してください。これは後述の複数描写(活用例参照)を可能にする為の仕様です。
タイムフレーム
どのタイムフレームの値にするかを選択できます。
例:「4 Hours」= 4H足の高値(安値)
「current」= 現在表示中のタイムフレームの高値(安値)
過去何本目の高値安値か
いつの足にするか選択できます。0以上の整数で入力します。
例えば、日足で2と入力した場合、2日前(前々日)の高値/安値を表示します
0を指定すると、現在足の高値(安値)の表示も可能です。(現在足は生成中である点に留意)
ライン値の増減
上で指定した高値安値ラインの価格を、指定point分ずらして表示できます。入力値はpoint(1pips=10point)で行い、マイナス入力も可能です。
例:高値/安値+5pipsの価格を表示したい場合、「50」と入力
[応用]高値+10、安値-10、を同時に表示させたい場合、Pro自高安を2つ使えば可能です(同じ要領で必要数に応じて表現できます)
線形カスタマイズ
表示する全ラインを高値・安値別に1本ずつカスタマイズできます。接頭マークは「基本設定」と同じマークです。
■:過去チャート
▼:自動ライン
●:自動ライン・カスタム)
※「旧・自動高値安値」の”過去チャート”は「色の指定」タブで行いましたが、Pro自動高値安値は同一パラメーター内で行います。
色
色指定はパレット選択かカスタム作成で行います。お使いのチャート配色に適した色を選択してください。各色が重複しないようにデフォルト設定してあるので、設定せずにそのまま使う事もできます。選択項目が多く面倒な場合はそのままお使い頂いても問題ありません。
幅
「旧・自動高値安値」は、幅1=点線でしたが、Pro自動高値安値は幅1実線と点線を分けて指定できます。又「旧・自動高値安値」の【過去チャート】は「色の指定」タブで行いましたが、Pro自動高値安値は同一パラメーター内で行います。この為【過去チャート】においては点線・実線以外のタイプ(dot/dush等)は使えなくなりましたのでご容赦ください。
右側ボタン
Show/Hide/HideALL
表示の一括切替を行います。クリックで素チャートと比較できる為、分析の際に重宝します。
詳細はこちらを御覧ください。
Open/Close
個別ボタン「HL」を表示/非表示します。ボタンが増えた時でもまとめて格納できる機能です。
詳細はこちらを御覧ください
個別ボタン
個別ボタン(下図「HL」のボタン)をクリックすると、ボタンの枠色で3段階の表示切替ができます。
必要な箇所だけを表示させたい時に便利です。他Proシリーズをお使いの場合、MAやラインの位置を維持したまま、機能別に、MAだけ、ラインだけなどにクリックで切り替えて分析できるようになります。
青-全て表示
緑-価格表示の非表示
橙-価格表示+高値安値過去チャートの非表示
※上図「T」と「OFF」は、ProLineTの機能です。Pro自動高値安値だけの場合は「HL」のみ表示されます。
※”自動ライン”はトレンドラインで描写している為「HL」ではなく「T」で非表示できます。(「T」が無い場合はShow/Hide/HideALLボタンで非表示できます)
その他
価格表示
”自動ライン””自動ライン・カスタム”はトレンドラインで描写している為、ProLineTを併用すると自動的にアラートスイッチが付加されます。アラート×メール×トレンドラインも同様です。
ProLineT併用時のスイッチ位置統一
どの時間足を表示してもON/OFFスイッチが画面外に出ずに表示されやすくしました。
注意点
最後に、お決まりの注意点ですが、
・MT4は土日は稼動しないので、動作チェックは平日に行う
特に初めて使うインジケーターを土日に導入する場合、MT4から提供される情報をインジケーターが享受できないので要注意
・動作不良の場合、時間足を一度切り替えてみる
MT4は時間足を変えると初期化される設計の為。(再起動しなくても良いケースも多い)
・PCソフト同様、インジを複数使う場合は相性があるので注意する
相性を調べるには、新規”素チャート”にインジを一つだけ入れて、動作確認する
以上がPro自動高値安値の基本的な使い方です。
”高値安値”に集中したシンプルなコンセプトですが、連携や使い方によって次に挙げる様々な用途に適用できます。
旧版は相場分析に適していますが、Pro版は、より実践的に直接トレードに活用できる場面が増えます。以下に応用例を挙げておきますので参考になれば幸いです。ぜひ自分だけの必殺パターンを考案してみてください。
実践:活用例
1・過去三日間の高値安値を常に表示させる
使用ツール:Pro自動高値安値☓3 + (ProEX)
ProEXと連携すると前々日高値決済なども可能です。
画像の例は設定は次のようにしてあります
Pro自動高値安値A:自動ラインカスタム:高値安値、ライムフレーム:任意、何本前の高値安値か:1
Pro自動高値安値B:自動ラインカスタム:高値安値、ライムフレーム:任意、何本前の高値安値か:2
Pro自動高値安値C:自動ラインカスタム:高値安値、ライムフレーム:任意、何本前の高値安値か:3
その他の項目は全て”なし”にしています
[注意]同一チャート内で複数の自動ラインを使用する場合、設定に注意する必要があります。
※[推奨]Pro自動高値安値を複数同時に使う場合、自動ラインは全て”なし”にして、全て自動ライン・カスタムで描写する事をお勧めします。
また、過去チャートは、最後に入れたインジで設定します。
例:自動高値安値A/B/Cを、順にひとつのチャートに入れて使う場合、
A:過去チャート-全て、B:過去チャート-週足のみ、C:過去チャート-なし、
この場合、
プログラム上はA⇒B⇒Cの順に実行されるため、Cの設定のみ有効になります(この例の場合は何も表示されません)
複数のPro自動高値安値を利用して自動ライン・カスタムを複数本使う場合は、自動ライン・カスタム以外のパラメーターは、最後に入れたPro自動高値安値で設定し、その他は「なし」を選択してください。
※使い方で工夫できますが、良く解らなければ[推奨]の方法をお勧めします
3・増減値を利用して当日の高値(安値)超えをメールで通知する
通常の「当日高値(安値)タッチでアラート」は、基準値(当日高値)そのものが移動する為、プログラムがティックの動きと値の移動を同時に捕捉できずアラートしない場合があります。Pro版の増減値で「高値 -○pips」(安値の場合はプラス数値)としておくと、タッチ前にアラートする為、移動する値に対しても確実に捕捉しやすくなります。また、高値(安値)更新後も、新たに設定し直す必要がないため放ったらかしで監視しやすくなります。
使用ツール:Pro自動高値安値 + (Pro自動高値安値) + ProLineT or アラート×メール×トレンドライン
高値-5pipsと、安値+5pips、を同時に通知させたい場合、Pro自動高値安値を2つ使えばOKです。
※ProLineTのワイドタッチでも似た事が可能ですがPro自高安はアラートラインを視認できる利点があります
追伸:
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”高値安値に特化”した自動高値安値は、
2016年9月に私自身が”高値安値界”最高傑作と1人で叫び『これ以上の高値安値ツールがあったらそのツールを連絡下さい。』と呼びかけて今も配布していますがまだ連絡はありません。一般非公開という事もあり『有料で売って欲しい』『入手法を教えて欲しい』という連絡はあります(限定の意味が無くなるのでお断りしています。何様だと言われそうですが。。)
正直に言うと、(旧)自動高値安値は、元々無料プレゼント専用として一から開発したインジケーターなので、私自身は不要といえば不要のツールで、前日自動ラインくらいしか使っていませんでした。
しかし今回のPro版の実現によっていきなり常用すべき重要インジの仲間に入りました(私は殆ど2の使い方になります)。
実は新機能の構想は旧版当初からあったのですが、技術的・時間的に実現が困難で、かつ(2の)戦術は別EAで開発済だったので、わざわざ再開発する優先順位は低いため保留していました。ところが2017年ProEXの開発成功によって状況は変わりました。多くの事がProEXで実現でき、あとは2の機能を残すのみとなった為、今回の実装に着手しました。本当に開発できて良かったと思います。
”Pro”版ではありますが、旧来のコンセプトを継承して、今回も限定者に無料提供とさせて頂きます。
身内だけに差し上げる特別製のツールという事で販売はしておりません。
前作同様、入手方法に関するお問合せにはお答えできませんので悪しからずご了承願います。
もしこのページを直接ご覧頂いている場合は、ヒントとして「ProEXご購入者さま限定」とだけお伝えさせて頂きます。ですので、大変申し訳ないのですが、ほとんどの方は入手できない(公開もしていない)レアツールとしてご認識いただければと思います。申し訳ございません。m(__)m
自動高値安値は、ツール評価は全て★5、動画の評価も低評価なしのオール👍なので、多くの人にとって邪魔になるインジではないと思います。
(MT5版も準備したいんですが、MT4で機能を固めてからの方が効率が良いので。もうすこしお待ち下さい)